- 御由緒 -


[歴史]

日吉神社の創建は不明ですが、江戸時代初期、天正年間(1573-1591年)、隣接する大日堂再興の折に旧拝島村総鎮守山王社として現在地に建立されたと言われています。さらに桜町天皇の寛保元年( 1741 年)九月五日に宗源宣旨を受け山王大権現の称号を賜りました。その栄誉を記念して、氏子一人毎月一銭の積立が始まり、その積立により明和四年( 1767 年)に御社殿を再建修理され神輿を新造して第一回の祭礼を行っています。これが現在も例祭(毎年9月)の前夜祭である榊の渡御(榊祭)として残っています。

現存する社殿は安政2年(1855年)の再建とされています。(幣殿、拝殿、神楽殿新営、鳥居、神橋、石燈篭再建)本殿はそれ以前の建立とされています。
山王大権現社は明治2年(1869年)の神仏分離によって日吉神社と改名し、密厳浄土寺と別れて独立し現在に至っております。

[文化財]

日吉神社祭礼囃子は昭和39年12月10日に昭島市無形文化財に指定されました。榊祭は昭和50年2月6日に東京都無形民俗文化財(民俗芸能)に指定されました。

本殿彫刻、拝殿格天井花鳥画70面、板壁絵2面、幣殿杉戸絵4面は一括で昭和56年4月23日に昭島市有形文化財に指定されました。これらは安政2年(1855年)に造られたとされています。

また隣接する大日堂境域及び日吉神社境域 は歴史的建造物などの旧態をよく保持した都内でも数少ない貴重な存在として平成4年3月30日に東京都史跡に指定されました。

平成17年度―20年度の4年間をかけた日吉神社社殿保存修理工事は東京都の補助を受け平成20年6月に完成いたしました。平成21年4月19日に日吉神社平成保存修理落成祝賀会が開催されました。

以上のように、日吉神社では貴重な文化財を保持しております。その文化財を火災などから守るため大日堂(普明寺)を含めて近隣の3つの自治会(坂上自治会、森の上自治会、坂下自治会)および普明寺檀徒会、日吉神社氏子総代会との間で平成21年3月4日に文化財防火安全に関する協定書を結び協力体制を引いております。このような協定は近隣でも珍しく、この地域の人々の文化財並びに防火に対する関心の高さを示している証左です。



戻る


© 2007-2015 Hiyoshi Jinja Shrine